「南部煎餅ピザ」で一杯! [グルメ・料理]
(在庫記事より)
この日は、池袋駅西口にある郷土酒肴“あおもり屋”にお邪魔しました。
B1の入り口の扉を開けると日本酒の冷蔵庫に並んだ青森県のお酒が見えます。
カウンターに座って、まずは「サッポロ黒生ビール」で喉を潤します。
お通しは、下北の郷土料理「品川汁」(前回の紹介は違いでした(汗))です。
むつ市川内町の料理で、“豆腐をすり鉢で摺り、味噌やだし汁を足しながら、摺っては濾してという作業を、滑らかになるまで何度も繰り返し作られる呉汁の一種”だそうです。
青森の船乗りが江戸沖で遭難して、助けられたときに食べさせてもらった料理だと伝わっているそうです。
肴は、「下北産 真ほやお造り」です。
潮の味と香りが口中に広がります。
これは殻で食べられません(笑)。
最初に食べた人は素晴らしい!
海のパイナップルはお酒に合いますね。
そこで日本酒は、青森県青森市の西田酒造店「外ヶ濱 澄熟吟醸 華吹雪 50%精米」の冷酒をグラスでいただきました。
氷温冷蔵庫で1年間じっくりと寝かせた吟醸酒で、まるやかな口当たりになっています。
お水は4合瓶です。
「おまかせ お造り三種」です。
右から、「ヒラマサ」
「しめ鯖」、脂ののったしめ鯖は、トロみたいです!
「マグロ脳天」です。
マグロ脳天は甘味があって、口の中でとろけるようです。
弘前市の白神酒造「白神 山廃純米 むつほまれ 65%精米」の冷酒を小徳利でいただきました。
山廃らしいやわらかい酸味が感じられるキレのあるお酒です。
「栃尾揚げの炭火焼き、コムラのなんばんみそと鬼おろし乗せ」です。
青森県五戸町のコムラ醸造「なんばんみそ」が美味しいんです。
野菜をもろみに漬け込んだもので、甘口と辛口の2種類あります。
酒も進みますが、ご飯の最高のお供の一つです!
鬼おろしと「なんばんみそ」のザクザクとした食感も良いですね。
「南部せんべいピザ、なんばん味噌チーズ」です。
さらに「なんばんみそ」攻勢です。
黒胡麻入りの南部せんべいの上に、「なんばんみそ」とチーズをのせてピザ風に焼き上げたものです。
香ばしい黒ごまの南部せんべいに「なんばんみそ」の甘しょっぱい味とチーズの風味が加わって、美味しい酒の肴になっています。
南部せんべいと「なんばんみそ」があれば家でも作れますね。
青森県鰺ヶ沢町の尾崎酒造「安東水軍 特別純米 華想い、まっしぐら 60%精米」の冷酒を小徳利でいただきました。
白神山地の伏流水を仕込み水に使ったスッキリとしたお酒です。
青森県黒石市の鳴海醸造店「稲村屋 特別純米 華吹雪60%精米」の冷酒をグラスでいただきました。
米のうま味を感じるお酒です。
ご馳走様でした。
仕事で遅くなった別の日にも訪れました。
肴は、「大鰐温泉もやしのお浸し」です。
普通の「もやし」は短いですが、これは温泉の熱を使って育てた「もやし」で、長くて太いです。
そのため、歯ごたえがかなりあり、ザクザクとした「もやし」らしかぬ食感が魅力です。
もちろん、根まで食べられます。
お酒は、青森県八戸市の八戸酒類「はちつる 純米吟醸 無濾過生 華想い50%精米」の冷酒です。
〆は、「筋子のおにぎり」です。
“おにぎり”と言いながら、大ぶりなご飯の上に筋子が三切れ乗っていました。
ご飯に比べて海苔が小さいと思ったので、海苔は別に、ご飯と筋子を食べました(笑)。
青森は“いくら”より、“筋子”です(爆)。
最後は海苔で巻いて・・・・・・、ご馳走様でした。