「桜鯛の桜〆」で一杯! [グルメ・料理]
この日は、池袋東口近くの居酒屋“万事快調”に、緊急事態宣言解除後に初めてお邪魔しました。
座ったのは、いつものカウンター席ではなく、通りに面したカウンター席、ブルックリン席です(笑)。
まずは、本日の5タップからクラフトビールを選びます。
静岡市のAOI BREWING(アオイ・ブルーイング)、「Paid Vacation(ペイド・ヴァケーション)」です。
香りが豊かで、旨味と苦味のある濃厚な味わいのIPA(6.5度)です。
お通しは、「牛肉のしぐれ煮の玉子豆腐」だと思います。
肉に味が染みていて美味しいです。
肴は、「ほうれん草のごま酢がけ」です。
芳ばしく甘さのあるごま酢がほうれん草と合いますね。
シャクシャクとしたほうれん草の食感が楽しいです。
「桜鯛の桜〆」です。
産卵前の桜の季節に獲れる天然真鯛に、桜の芳香をまとわせたこの季節の一品です。
口に含むと、桜の薫りが広がり、鯛の甘みが後からやって来ます。
桜の葉がお皿です。
ここは日本酒ですね。
すぐ後ろの冷蔵庫を覗きます。
石川県珠洲市の宗玄酒造「宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒 55%精米」の冷酒です。
この日、メインのカウンター席には、その宗玄酒造の取締役営業部長さんが見えていて、帰り際にお話をさせていただきました。
次のお酒は、愛知県津島市の長珍酒造「生生熟成5055 純米吟醸 無濾過本生 麹米:山田錦 二割、掛米:八反錦 八割、麹米50%、掛米55%精米」の冷酒です。
肴は、選べる「酒肴三趣盛り」です。
左から、「独活のいなか煮」、柔らかく煮えた独活にかかっている削り節が、甘辛い味を引き締めています。
「ポテトサラダ」、細かく刻まれた具材の食感が楽しめ、タルタルソースのような味わいです。
「へしこ(鯖の糠漬け)」です。
肴の中の王様の一品、塩味の利いた「へしこ」、酒が進みます(酒を飲むために注文していますが・・・笑)。
島根県出雲市の旭日酒造「✚旭日 純米生原酒 生酛 改良雄町 70%精米 2015BY」の常温です。
天然の乳酸で酒母を育てる生酛造りなので、酵母は使いません。
生酛造りらしい酸を感じるお酒です。
飲める時間が長くなったので、ゆったりといただきました。
ご馳走様でした。